提供: Minecraft Modding Wiki
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# [https://github.com/FabricMC/fabric-example-mod/ GitHubにあるFabricのMod例]を入手します。 | # [https://github.com/FabricMC/fabric-example-mod/ GitHubにあるFabricのMod例]を入手します。 | ||
#* (参考)入手方法がよく分からない場合は,リンク先の[Clone or download]メニューから[Download ZIP]を選択し,ZIPファイルをダウンロードして伸張するのが最も手っ取り早いでしょう。 | #* (参考)入手方法がよく分からない場合は,リンク先の[Clone or download]メニューから[Download ZIP]を選択し,ZIPファイルをダウンロードして伸張するのが最も手っ取り早いでしょう。 | ||
− | # ファイル | + | # ファイル<code>grade.properties</code>を編集します。 |
− | #* その他の設定はファイル | + | #* その他の設定はファイル<code>build.gradle</code>を編集して行います(このファイルの文法はMinecraft Forgeで利用される<code>build.gradle</code>と変わらないため,説明はそちらに譲ります<!-- |
− | というか, | + | というか,<code>build.gradle</code>専門の記事を作ってもいいかもしれない。 |
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<li> 必要なファイルを適宜編集します。今回は編集せずとも結構です(既に最低限のコードが作成されている状態なので)。</li> | <li> 必要なファイルを適宜編集します。今回は編集せずとも結構です(既に最低限のコードが作成されている状態なので)。</li> | ||
− | <li> 開発ディレクトリの頂上(実行可能ファイル | + | <li> 開発ディレクトリの頂上(実行可能ファイル<code>gradlew</code>があるディレクトリ)にてコマンド<code lang="console">$ ./gradlew genSources</code>を実行します。統合開発環境がGradleによる開発に対応していればそれに従っても構いません。 |
* 統合開発環境用の環境構築をする場合は,例えばIntelliJ IDEA用であれば<code lang="console">$ ./gradlew idea</code>などと実行します。</li> | * 統合開発環境用の環境構築をする場合は,例えばIntelliJ IDEA用であれば<code lang="console">$ ./gradlew idea</code>などと実行します。</li> | ||
− | <li> <code lang="console">$ ./gradlew | + | <li> <code lang="console">$ ./gradlew build</code>を実行して,Modをビルドします。ビルドが成功したら「BUILD SUCCESSFUL」と表示され,<code>〈開発ディレクトリの頂上〉/build/libs/</code>にfabric-example-mod-1.0.0.jarという名前のJarファイルが生成されている筈です。</li> |
− | <li> Fabricを導入したディレクトリ(例えば | + | <li> Fabricを導入したディレクトリ(例えば<code>~/.minecraft/fabric/</code>)配下の<code>mods/</code>ディレクトリにそのファイルをコピー(又は移動)し,Fabricを導入したMinecraftを起動します(Fabric APIの導入を忘れないで下さい)。</li> |
− | <li> Minecraftのログ(例えば | + | <li> Minecraftのログ(例えば<code>~/.minecraft/fabric/latest.log</code>に以下のような一文があることを確かめて下さい。 |
<syntaxhighlight lang="log"> | <syntaxhighlight lang="log"> | ||
[〈経過時間〉] [main/INFO]: [STDOUT]: Hello Fabric world! | [〈経過時間〉] [main/INFO]: [STDOUT]: Hello Fabric world! |
2019年7月4日 (木) 10:36時点における版
Fabric第0.5.x版以降での開発環境構築手順です。
前提要件
- Java 8以降向けのJava開発キット (JDK)。
- 公式Wikiによれば,OpenJDK製でも良いようです。
- (任意で)統合開発環境。
- 現在gradlewが対応しているのはIntelliJ IDEA及びEclipseです。
始めの一歩
- GitHubにあるFabricのMod例を入手します。
- (参考)入手方法がよく分からない場合は,リンク先の[Clone or download]メニューから[Download ZIP]を選択し,ZIPファイルをダウンロードして伸張するのが最も手っ取り早いでしょう。
- ファイル
grade.properties
を編集します。- その他の設定はファイル
build.gradle
を編集して行います(このファイルの文法はMinecraft Forgeで利用されるbuild.gradle
と変わらないため,説明はそちらに譲ります)。
- その他の設定はファイル
# Done to increase the memory available to gradle. org.gradle.jvmargs=-Xmx1G # Fabric Properties # check these on https://fabricmc.net/use minecraft_version=1.14.3 yarn_mappings=1.14.3+build.1 loader_version=0.4.8+build.155 # Mod Properties mod_version = 〈版番号(例: 1.0.0)〉 maven_group = 〈グループ名(例: net.fabricmc)〉 archives_base_name = 〈Mod名(例: fabric-example-mod〉 # Dependencies # currently not on the main fabric site, check on the maven: https://maven.fabricmc.net/net/fabricmc/fabric fabric_version=0.3.0+build.187
- 必要なファイルを適宜編集します。今回は編集せずとも結構です(既に最低限のコードが作成されている状態なので)。
- 開発ディレクトリの頂上(実行可能ファイル
gradlew
があるディレクトリ)にてコマンド$ ./gradlew genSources
を実行します。統合開発環境がGradleによる開発に対応していればそれに従っても構いません。- 統合開発環境用の環境構築をする場合は,例えばIntelliJ IDEA用であれば
$ ./gradlew idea
などと実行します。
- 統合開発環境用の環境構築をする場合は,例えばIntelliJ IDEA用であれば
-
$ ./gradlew build
を実行して,Modをビルドします。ビルドが成功したら「BUILD SUCCESSFUL」と表示され,〈開発ディレクトリの頂上〉/build/libs/
にfabric-example-mod-1.0.0.jarという名前のJarファイルが生成されている筈です。 - Fabricを導入したディレクトリ(例えば
~/.minecraft/fabric/
)配下のmods/
ディレクトリにそのファイルをコピー(又は移動)し,Fabricを導入したMinecraftを起動します(Fabric APIの導入を忘れないで下さい)。 - Minecraftのログ(例えば
~/.minecraft/fabric/latest.log
に以下のような一文があることを確かめて下さい。[〈経過時間〉] [main/INFO]: [STDOUT]: Hello Fabric world!
外部リンク
- tutorial:setup – Fabric公式Wiki。本稿はこの記事の内容を一部改変した上で邦訳したものです。