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((Setup.4) デコンパイルを行おう)
(内容整理)
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以下の構築環境は、主に「クライアントユーザ向け」のMOD構築です。<br />
 
以下の構築環境は、主に「クライアントユーザ向け」のMOD構築です。<br />
  
ModLoaderを使用する場合は、<br />
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前提MOD利用する環境
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*'''[[MinecraftForge導入手順]]'''
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*[[LiteLoader導入手順]]
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*ModLoader利用の場合
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ModLoaderを使用する場合は、
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[[MCPの環境構築手順]]のSetup3の minecraft.jar(Modloader導入済)と minecraft_server.jar(ModLoaderを入れてない状態)の両方を用意して下さい。<br />
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前提MODを利用しない環境
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*[[MCPの環境構築手順]]
  
Setup3の minecraft.jar(Modloader導入済)と minecraft_server.jar(ModLoaderを入れてない状態)の両方を用意して下さい。<br />
 
 
'''※MinecraftForgeを導入する場合は[[MinecraftForge導入手順]]を参照してください。'''<br />
 
  
 
<div style="border:#900 2px solid;padding:1ex 1em;background:#f99;font-size:150%;font-weight:bold;line-height:100%;">前提MODについて</div>
 
<div style="border:#900 2px solid;padding:1ex 1em;background:#f99;font-size:150%;font-weight:bold;line-height:100%;">前提MODについて</div>
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<div style="border:red 4px double;padding:1ex 1em;">
 
<div style="border:red 4px double;padding:1ex 1em;">
  
*1.5.x現在、前提MODはMinecraftForgeが主流になっています。<br />昔はModLoaderが主流でしたが、現在ではForgeの方が以下の理由により好まれる傾向にあります。
+
*1.8現在、前提MODはMinecraftForgeが主流になっています。
**更新が早い
+
MinecraftForgeで出来ないことは、他の前提MODでも出来ないくらい、APIが充実しています。<br />
**導入が簡単
+
他の前提MODとして、
**Moddingしやすい(高度な機能を実現するAPIが豊富)
+
*LiteLoader(クライアントサイドのみ)
**ModLoader用MODも開発できる(ModLoaderと同じ手法でのModdingもできる)
+
*BlazeLoader
**チュートリアルが充実している
+
というMODが存在します。それぞれForgeよりもMODを作りやすいという特徴が有ります。
**意図しなくてもシングル/マルチ両対応MODを開発できる
 
**Forge対応MODが多い
 
*上記の理由により、特にModLoaderにこだわる理由がないのであれば、Forgeを使って開発するようにしましょう。
 
 
 
 
</div>
 
</div>
 
===(Setup.1) JDK(Java SE Development Kit)をダウンロードする===
 
 
JDK(Java SE Development Kit)をダウンロードするには、<br />
 
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html をクリックして下さい。<br />
 
ダウンロードするバージョンは、JDKの最新版で問題ありません。<br />
 
(ただし、開発時にはJava7以降の機能は使わないようにしましょう)<br />
 
 
JDK DOWNLOADというボタンがあるのでそのリンクを押します。<br />
 
そして Oracle Binary Code License Agreement for Java SE に同意するために、<br />
 
Accept License Agreement(訳: ライセンスに同意する)のラジオボタンを選択(クリック)して、<br />
 
その後、自分のプラットフォームに合わせたJDKのダウンロードリンクをクリックしましょう。 <br />
 
 
windows x86 = 32bit/windwos x64 = 64bit<br />
 
 
<del>JDKのインストール後、環境変数の設定が必要なことがあります(ほぼ必ず)</del><br />
 
<ins>(Windows7 + Java8u5 現在は環境変数の設定は必要ありません)</ins>
 
 
===(Setup.2) Minecraft Code Pack(MCP) を入手===
 
 
'''Download:''' http://mcp.ocean-labs.de/index.php/MCP_Releases
 
 
上記をダウンロード後、mcp(バージョン).zip を解凍して下さい。<br />
 
 
解凍後は、適当な場所(例: C:\McRoot\ ) にフォルダを生成し、解凍した中身を移す。<br />
 
 
(※フォルダ名は、日本語等のマルチバイトの場合、不具合が起きる可能性があるため、英数をお勧めします)<br />
 
 
===(Setup.3) Minecraft 関連をダウンロードとコピーペースト===
 
 
1. Minecraft Server Jar(minecraft_server.jar)をダウンロードする。 ('''Download:''' http://www.minecraft.net/download ))<br />
 
 
2. minecraft_server.jar をMCPを設置した場所の\jars(例: C:\McRoot\jars )にコピーを行う<br />
 
 
※1.5.x以前のバージョン<br />
 
 
3. %appdata%\.minecraft/bin を、フォルダごとMCPを設置した場所の\jars(例: C:\McRoot\jars )にコピーを行う<br />
 
 
4. %appdata%\.minecraft/resource を、フォルダごとMCPを設置した場所の\jars(例: C:\McRoot\jars )にコピーを行う<br />
 
 
※1.6.xのバージョン<br />
 
 
3. %appdata%\.minecraft/assets を、フォルダごとMCPを設置した場所の\jars(例: C:\McRoot\jars )にコピーを行う<br />
 
 
4. %appdata%\.minecraft/libraries を、フォルダごとMCPを設置した場所の\jars(例: C:\McRoot\jars )にコピーを行う<br />
 
 
5. %appdata%\.minecraft/versionsフォルダ内に、MOD開発を行いたいバージョン名のフォルダがあるかを確認する(見当たらない場合、minecraftログイン画面の"Edit Profile"から"Use version"でバージョンを選択、"Save Profile"を押した後に起動することで追加される)<br />
 
 
6. %appdata%\.minecraft/versions を、フォルダごとMCPを設置した場所の\jars(例: C:\McRoot\jars )にコピーを行う<br />
 
 
===(Setup.4) デコンパイルを行おう===
 
 
C++入れてない場合エラーが出るのでダウンロードして実行しよう
 
 
1. 先程適当な場所(例: C:\McRoot\) に decompile.bat というファイルがあるので、それをダブルクリックする。<br />
 
 
2. するとデコンパイルが始まるので、終わるまでお茶でも飲んで待っていよう<br />
 
 
3. デコンパイルされたソースは、先程適当な場所(例: C:\McRoot\src ) 内に展開される<br />
 
 
  ├この時点で失敗する場合は、minecraft.jar, minecraft_server.jar, MCP のいずれかのバージョンが合っていない可能性がある。<br />
 
 
  └ macの場合は、ターミナルでMCPROOT/へ移動した後./decompile.shと入力してdecompile.shを実行する。<br />
 
 
4. ModLoaderを導入した場合は、MCPROOT/src/minecraft/net/~/srcフォルダ内に<br />
 
 
  BaseMod.java, ModLoader.java も展開される。(ModLoader 導入成功)<br />
 
 
  └MCP 2.X 以前の様に enable_modloader.bat を実行する必要はありません。(実行すると不具合が発生する)<br />
 
 
(Option)<br/>
 
 
5. このままではMLPropが使えないので、ModLoaderの配布ページ ('''Download:''' http://www.minecraftforum.net/topic/75440-v125-risugamis-mods-everything-updated/ ))<br />からDecompileFixesをダウンロードし<br/>
 
 
  解凍したMLProp.javaをMCPROOT/src/minecraft/net/minecraft/src/minecraft/net/minecraft/srcフォルダ内に上書きする。<br/>
 
 
  MLProp.javaを開いて1行目のコメントアウトを削除する。
 
 
//package net.minecraft.src; → package net.minecraft.src;
 
  
 
==ソースファイルの作成==
 
==ソースファイルの作成==

2015年1月4日 (日) 20:28時点における版

Minecraft のMod開発環境を構築する

以下の構築環境は、主に「クライアントユーザ向け」のMOD構築です。

前提MOD利用する環境

ModLoaderを使用する場合は、 MCPの環境構築手順のSetup3の minecraft.jar(Modloader導入済)と minecraft_server.jar(ModLoaderを入れてない状態)の両方を用意して下さい。
前提MODを利用しない環境


前提MODについて
  • 1.8現在、前提MODはMinecraftForgeが主流になっています。

MinecraftForgeで出来ないことは、他の前提MODでも出来ないくらい、APIが充実しています。
他の前提MODとして、

  • LiteLoader(クライアントサイドのみ)
  • BlazeLoader

というMODが存在します。それぞれForgeよりもMODを作りやすいという特徴が有ります。

ソースファイルの作成

既存のクラスを変更する場合は C:\McRoot\src/minecraft/net/minecraft/src/ 内にあるソースコードを変更する。

自作のクラスを追加する場合も、このフォルダに追加する。

最初の内は無理をせず BlockXXX.java や ItemXXX.java などをコピーして練習すると感触をつかみやすい。

欲しい機能がある場合は、その機能を持つソースを覗いてみよう。(爆発を起こしたい→クリーパーのソースを見る…など)

既存のクラスを変更すると、他の MOD と競合することがあるので、レシピの追加などは ModLoader を使ったほうが無難。

ModLoaderを使用する場合は、BaseModを継承したクラスを作成する。

その際クラス名の先頭に"mod_"というプレフィックスをつけること。(つけないと ModLoader から認識されません)

cleanup.bat を実行すると、decompile 時に生成されたフォルダ以下が全て削除されます。

ソースコードは必ずバックアップを取ることを推奨 します。

リソースの作成と配置

自作のテクスチャを使用する場合は、作成して好きな場所に保存しておくこと。

自作のリソースは C:\McRoot\bin\minecraft\ に配置する。

公式のファイルとの区別がつきやすいようなフォルダ名・ファイル名にするのが良い。

(例 : C:\McRoot\bin\minecraft\mod\sample.png など)

cleanup.batを実行すると、decompile時に生成されたフォルダ以下が全て削除されます。

リソースのマスターデータは別のフォルダにバックアップをすることを推奨 します。

Eclipseを使用している場合

minecraft.jarにリソースファイル(主にテクスチャ等の画像)を入れる場合

C:\McRoot\jars\bin\に入ってるminecraft.jarの中に配置する。

.minecraftフォルダの中に入れる場合

C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\.minecraftの中の任意のフォルダに入れる。

設定ファイルは.minecraft\configか.minecraft\modsに入れる。

音声ファイルは.minecraft\resource\modsに入れる。

コンパイル

recompile.batを実行する。

エラーが出た場合は、コマンドプロンプトに詳細が表示されるので原因を取り除く。

コンパイルに失敗した場合、テストプレイを実行できない。

日本語のコメントを記述した場合、コンパイルに失敗するため、/MCPROOT/conf/mcp.cfg内のCmdRecompの末端に "-encoding utf-8" と記述することによりコンパイルすることができるようなる。

動作テスト

startclient.bat を実行すると、変更を加えた状態でテストを行える。

テストプレイ時は C:\McRoot\jars\ が .minecraft\に相当し、セーブファイルは C:\McRoot\jars\saves に作成される。

テストのためのアイテムやブロックがないときは、既存のセーブデータのコピーによって対処するといいだろう。

動作テストで満足できないときは、1に戻ってやり直そう。

配布ファイルの出力

※MCP 3.X で大きく仕様が変更されたので注意。

配布するファイルを出力する場合は C:\McRoot\reobfuscate.bat を実行する。

ファイル作成に成功すると MCPROOT/reobf に配布する class ファイルとリソースデータが出力される。

MCP 2.X 以前の様にファイルを列挙する必要はない。

自作MODを実際に導入して最終テスト

実際に minecraft.jar に導入してテストを行う。

ModLoader を入れた場合、 ModLoader を導入 したあと class ファイルをZIP内に書き込む。

もちろん META-INF は削除すること。

最後に起動テストをして完了。

うまくいったら好きな場所に公開してみよう。

バッチファイル一覧

  • decompile

minecraft.jar、minecraft_server.jar をデコンパイルして、ソースファイルを src フォルダに出力する

  • recompile

src フォルダにあるソースファイルをコンパイルし、minecraft.jar、minecraft_server.jar を作成する

  • startclient

コンパイルされた minecraft.jar を実行し、ゲームを実行する

  • startserver

コンパイルされた minecraft_server.jar を実行し、サーバーを立てる

  • reobfuscate

実行ファイルから差分ファイルを割り出し、配布用の class ファイルとリソースを出力する

  • cleanup

デコンパイルで作成されたフォルダを全て削除する (削除されたファイルは元に戻せないので注意)

動画

Minecraft MODの作り方講座 【下準備編】