ModderKina (トーク | 投稿記録) 細 (→デバッグ) |
ModderKina (トーク | 投稿記録) (ModderKina(トーク)による第3292版を取り消し) |
||
147行目: | 147行目: | ||
:とすれば、サーバーが立ち上がる。 | :とすれば、サーバーが立ち上がる。 | ||
;IDE上でデバッグする場合 | ;IDE上でデバッグする場合 | ||
− | |||
− | |||
:;Eclipse で開発する場合 | :;Eclipse で開発する場合 | ||
::*プロジェクトファイルを開き、起動クラスの設定を行う | ::*プロジェクトファイルを開き、起動クラスの設定を行う | ||
157行目: | 155行目: | ||
::*ビルドパスの修正 | ::*ビルドパスの修正 | ||
::*#ForgeSrcのパスが不足している場合、C:\Users\ユーザー名\.gradle\caches\minecraft\net\minecraftforge\forge\(Forgeバージョン) に forgeSrc-(Forgeバージョン).jar が存在する。添付ソースは末尾が「-source.jar」のファイルなので一緒に設定すると良い | ::*#ForgeSrcのパスが不足している場合、C:\Users\ユーザー名\.gradle\caches\minecraft\net\minecraftforge\forge\(Forgeバージョン) に forgeSrc-(Forgeバージョン).jar が存在する。添付ソースは末尾が「-source.jar」のファイルなので一緒に設定すると良い | ||
+ | :;IDEAで開発する場合 | ||
+ | ::GradleタブからそれぞれのプロジェクトのrunClient,runServerを実行すれば良い。 | ||
===リリース=== | ===リリース=== |
2017年2月21日 (火) 04:41時点における版
この記事は執筆中です。加筆してくださる人を募集しています。 |
MinecraftForge9.11.1.960以降での開発環境構築手順です。
目次
必要なもの
- MinecraftForgeのソースファイル
- http://files.minecraftforge.net/ から Mdk をダウンロード
- Forge-1.8-11.14.4 以前は Src 。
- JDK(JavaDevelopmentKit)
- http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html からPCに合わせてダウンロード
- 詳しくは「事前準備・MOD開発環境を作る」を参照。
- Java統合開発環境(IDE)※任意
Forge
前準備
- JDKのダウンロード、およびインストール
- Mod Development Kit (Mdk)のダウンロード、および解凍
手順
- IDEAの場合
-
- Import Projectからbuild.gradleを開く
- 読み込みを待った後、Gradleタブ(デフォルトで右側に存在)からsetupDecompWorkspaceを選択し実行する。
- その他の場合
-
- gradlewファイルが存在するディレクトリで
gradlew setupDecompWorkspace
をシェル上で実行する。 - しばらく待ち、「BUILD SUCCESSFUL」と表示されれば成功。
- 「BUILD FAILURE」と表示された場合は
gradlew --refresh-dependencies
を実行の後やり直す。
- 「BUILD FAILURE」と表示された場合は
- Eclipseの場合は、
gradlew eclipse
も併せて実行し、生成されるファイルからプロジェクトを開く。
- gradlewファイルが存在するディレクトリで
マルチプロジェクトにする場合
複数のMODを同じワークスペースで開発する場合のみ必要な工程です。
- build.gradleファイルを適当なテキストエディタで開き、build.gradle内の以下の部分
apply plugin: ... version = "1.0" group= "com.yourname.modid" // http://maven.apache.org/guides/mini/guide-naming-conventions.html archivesBaseName = "modid" minecraft { version = ... runDir = ... mappings = ... }
を、次のように変更する。
allprojects { apply plugin: ... minecraft { version = ... runDir = ... mappings = ... } archivesBaseName = project.projectDir.name }
- build.gradleを同じディレクトリに「settings.gradle」ファイルを作成する。
- 「settings.gradle」を開いて、以下のように記述し保存。
- Eclipseの場合
includeFlat 'Project1','Project2'
- この時、Project1ディレクトリとProject2ディレクトリは以下に示すようにワークスペースと“同じ階層”に置くこと
- 親ディレクトリ
- ワークスペース/
- Project1/
- Project2/
- IDEAの場合
include 'Project1','Project2'
- この時、Project1ディレクトリとProject2ディレクトリは以下に示すようにワークスペース“内”に置くこと
- 親ディレクトリ
- ワークスペース/
- Project1/
- Project2/
- ワークスペース/
- 各プロジェクトのディレクトリ内に「build.gradle」ファイルを作成する。
- 「build.gradle」を開いて、以下のように記述し保存。
sourceSets.main { java.srcDirs project.projectDir.name resources.srcDirs project.projectDir.name } version = "1.0"//バージョン
- ソースに日本語が記述されている場合
- さらに以下を追加。
tasks.withType(Jar) {compileJava.options.encoding = 'UTF-8'}
- APIに日本語が記述されている場合
- さらに以下を追加。
tasks.withType(Jar) {compileApiJava.options.encoding = 'UTF-8'}
- 依存関係がある場合、外部jarをビルド時に読ませたい場合
-
- さらに以下を追加。
dependencies { compile fileTree(dir: 'lib', include: '*.jar') }
- そのプロジェクトのディレクトリ内に「lib」ディレクトリを作成。
- さらに以下を追加。
- マルチプロジェクト内の他のプロジェクトに依存している場合
- さらに以下を追加。
dependencies { compile project(':ProjectName')}
以上のようにすると、以下のようになる。
- Eclipseの場合
- ワークスペース/
- .gradle/
- src/
- build.gradle
- settings.gradle
- Project1/
- .gradle/
- src/
- build.gradle
- Project2/
- .gradle/
- src/
- build.gradle
- IDEAの場合
- ワークスペース/
- .gradle/
- src/
- build.gradle
- settings.gradle
- Project1/
- .gradle/
- src/
- build.gradle
- Project2/
- .gradle/
- src/
- build.gradle
MOD
開発
ソースはプロジェクト/ワークスペースのsrc/main/java下に配置し、リソース類はプロジェクト/ワークスペースのsrc/main/resources/assets下に配置する。
リソースの配置の仕方は、1.7のリソース(テクスチャ・サウンド・言語ファイル等)の置き場所を参照のこと。
デバッグ
作成したMODのデバッグは、ForgeGradleを使うことで、1.6.4以前のMCP環境と同様に行うことが出来る。
- 単独プロジェクトの場合
- ワークスペースで
gradlew runClient
- をシェルから実行することでクライアントが立ち上がる。
gradlew runServer
- と実行すればサーバーが立ち上がる。
- build.gradle内のrunDirに指定したディレクトリ(MDKのデフォルトでは"run")がプロジェクトディレクトリ以下に存在しないと,runClientおよびrunServerがエラーで実行できないので注意.
- マルチプロジェクトの場合
- ワークスペースで
call gradlew :<PROJECT NAME>:runClient
- と実行するとプロジェクトのModとそれの依存するModのみが入った環境のクライアントが立ち上がる。
gradlew :<PROJECT NAME>:runServer
- とすれば、サーバーが立ち上がる。
- IDE上でデバッグする場合
-
- Eclipse で開発する場合
-
- プロジェクトファイルを開き、起動クラスの設定を行う
- 起動クラスの設定はクライアントの場合GradleStart、サーバはGradleStartServer。プログラムの引数は空で良いが、「-username=<任意の文字列>」を指定しておくと、マルチプレイのテスト時にOPを付与しなおす必要がなくなる。
- VM への引数として「-Xincgc -Xmx1024M -Xms1024M」を指定。(非力なマシンでデバッグする場合は適宜変更のこと)
- 作業ディレクトリに「${workspace_loc:(プロジェクト名)/jars}」を指定。GUI からワークスペースの jars ディレクトリを指定しても良い。
- ワールド情報は jars/save の中に生成されるので、既存ワールドは適宜このディレクトリにコピーすること。一度ゲームを起動すれば jars ディレクトリ内に必要ディレクトリが作成される。
- ビルドパスの修正
- ForgeSrcのパスが不足している場合、C:\Users\ユーザー名\.gradle\caches\minecraft\net\minecraftforge\forge\(Forgeバージョン) に forgeSrc-(Forgeバージョン).jar が存在する。添付ソースは末尾が「-source.jar」のファイルなので一緒に設定すると良い
- プロジェクトファイルを開き、起動クラスの設定を行う
- IDEAで開発する場合
- GradleタブからそれぞれのプロジェクトのrunClient,runServerを実行すれば良い。
リリース
リリースビルド用バッチファイルの作成
(シングルプロジェクト用)
- 作業ディレクトリ内に新規テキストファイルを作成し、中に以下のコードを書いて保存。ファイル名を「Release.bat」に変更する。
call gradlew build --info > buildlog.txt 2>&1
- 今後、コンパイルを行う時はこの「Release.bat」を実行すれば、MCPでの「recompile.bat」「reobfuscate_srg.bat」を同時に行ってくれる
- コンパイル中のログは、「buildlog.txt」に出力される
- コンパイルされたclassファイルは、\build\libsディレクトリに圧縮された状態で出力される
- 「build.gradle」を弄っていなければ、「modid-1.0.jar」として出力されている。"archivesBaseName"-"version".jarという書式
(マルチプロジェクト用)
- 作業ディレクトリ内に新規テキストファイルを作成し、中に以下のコードを書いて保存。ファイル名を「Release-<ProjectName>.bat」に変更する。
call gradlew :<ProjectName>:build --info > build-<ProjectName>-log.txt 2>&1
- 今後、<ProjectName>のプロジェクトのコンパイルを行う時はこの「Release-<ProjectName>.bat」を実行すれば、MCPでの「recompile.bat」「reobfuscate_srg.bat」を同時に行ってくれる
- コンパイル中のログは、「build-<ProjectName>-log.txt」に出力される
- コンパイルされたclassファイルは、\build\libsディレクトリに圧縮された状態で出力される
- マルチプロジェクト用「build.gradle」を弄っていなければ、「<ProjectName>-1.0.jar」として出力されている。"<ProjectName>"-"version".jarという書式
Forgeのアップデート
Forgeの新しいビルドがアップデートされた時に、以下のようにして、開発環境のForgeをアップデートすることが出来る。
- 「build.gradle」ファイルを開く。
- 中程のminecraftブロック内の“version”を最新のビルドナンバーに書き換え、保存する。
- 「install.bat」を実行。
(注意)マルチプロジェクトをしている場合は、setupDevWorkspaceとsetupDecompWorkspaceを全てのプロジェクトで自動で行うが、setupDecompWorkspaceは大元のプロジェクトで行えば十分なので、「install.bat」の中身の「setupDecompWorkspace」を「:setupDecompWorkspace」に置き換えたほうが、作業が捗り、decomp時のJava heapエラーに悩まされることもなくなる。
(1.7.10以降なら、そのままでも重複タスクはスキップされるので、Java heap エラーは起きにくくなった。)
動画
リンク
以前のバージョンでの手順
- Minecraft1.2.5 Forge3.2.3.108以前
- Minecraft1.2.5 Forge3.3.7.135~Minecraft1.4.2 Forge6.0.1.341
- Minecraft1.4.4 Forge6.3.0.372~
- Minecraft1.4.6 Forge6.5.0.471~
- Minecraft1.6.1 Forge8.9.0.749~Minecraft1.6.4 Forge9.11.1.965(960-964は除く)
参考サイト
非公式フォーラム
IDEA+Gradleでわいわい
IntelliJ IDEAでModding
ForgeGradle+IDEAでマルチプロジェクト
- 当たり前ですが、install.bat実行時に対応するバージョンのminecraftの.jarが無いと失敗します。実行前に一度でも対応バージョンのminecraftを起動しておく旨を記載した方がよろしいかと --122.251.218.248 2016年12月14日 (水) 18:09 (JST)
- マルチプロジェクトのほうの解説が少しわかりづらいのです --118.8.218.24 2016年7月23日 (土) 19:06 (JST)
- install.batが失敗したので調べたらgradle.propertiesファイルを作成して内容をorg.gradle.jvmargs=-Xmx2048Mと書いてgradlewと同じディレクトリに入れておいたら成功しました。 --115.36.144.125 2016年2月25日 (木) 07:04 (JST)
コメントの自動更新を有効化