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DataPack

DataPack(以下データパック)とは、1.9から実装が進み1.13で正式に搭載されたMinecraftの広義のModificationエントリポイントである。
リソースパックをクライアント側の改造パックとするなら、データパックはサーバー側の改造パックということができる。
ワールドごとに設定する形で、パックの配置位置も若干特殊である。

データパックの配置・構造

データパックは./saves/<ワールド名>/datapacks/下に配置する。
リソースパックと同様に、フォルダ形式かZipファイル形式のものを読み込むことができる。
データパック内のファイル階層は以下の通り。

  • <データパック名>(.zip)/
    • pack.mcmeta
    • data/
      • <ネームスペース>/
        • advancements/
          • <アドバンスメント名>.json
        • functions/
          • <関数名>.mcfunction
        • loot_tables/
          • <ルートテーブル名>.json
        • recipes/
        • structures/
          • <構造物名>nbt
        • tags/
          • blocks/
            • <タグ名>.json
          • items/
            • <タグ名>.json
          • fluids/
            • <タグ名>.json
          • functions/
            • <タグ名>.json

ネームスペースがForgeModでいうところのMod IDにあたる。
Minecraftのものを上書きしたい場合はminecraftとする。

pack.mcmeta

{
  "pack": {
    "description": "データパックの説明",
    "pack_format": 4
  }
}

リソースパックとおんなじ。
Pack formatはあまり参照されてないっぽいけど、1.13現在では4以外だとincompatible扱いなので4にしておくのが吉。

MCバージョン Pack Format
1.13 4

データパックの読み込み

GUIなどから読み込む手段は提供されておらず、コマンドを用いる。
関係するコマンドとしては

  • /datapack
    • /datapack enable <name>
    データパックを有効化する
    • /datapack disable <name>
    データパックを無効化する
  • /reload
    データパックをリロードする

がある。
これらのコマンドを用いて読み込み順などを操作することもできるが、細かい記法は公式pediaやゲーム内ヘルプに譲りたい。